はじめに

履歴書は、就職活動をする上で欠かせない書類です。自己PRや志望動機など重要な項目もありますが、学歴・職歴はその中でも最も重要視される項目の一つです。今回は、履歴書に記載する際に押さえておくべき学歴・職歴のポイントと注意点について解説していきます。

1.学歴のポイントと注意点

学歴は、就職活動において非常に重要な項目の一つです。特に新卒者にとっては、学歴がその人の評価に大きく関わってきます。しかし、学歴に関しては注意点もあります。以下に学歴のポイントと注意点をまとめています。

◆ポイント
卒業した学校名、学部・学科、卒業年度、学位を明確に記載すること
学生時代に学生団体やボランティア活動など、アルバイト以外の活動があれば記載すること
学歴だけを強調しすぎないこと
留年や退学などの不利な事実を隠さず、正確に記載すること

◆注意点
学歴詐称は絶対にしてはいけない
卒業してから時間が経っている場合は、学歴よりも職務経歴やスキルアップに注力すること

2.職歴のポイントと注意点

職歴は、自分自身のキャリアを示す上でも非常に重要な項目です。経験の豊富な方ほど、職歴が長くなってしまうことがありますが、その中から適切な内容を選び、的確に表現することが求められます。

◆ポイント
勤務した企業名、所属部署、職種、在籍期間を明確に記載すること
仕事内容を具体的に表現すること
業績や成果を記載すること

◆注意点
職歴詐称は絶対にしてはいけない
長期間のブランクがある場合は、職務経歴に加えてスキルアップに注力すること
短期間の離職や、長期間の無職期間がある場合は、その理由を説明することで、マイナスイメージを回避する
アルバイト経験や、職務経験に含まれないスキルを生かせるように、自己PRに盛り込むこと

3.学歴・職歴に共通するポイントと注意点

学歴・職歴ともに、求人企業から見て重要なポイントとなる要素があります。また、その際に注意すべき点も存在します。

◆ポイント
職務経験や学歴といった項目だけでなく、自己PRや資格・語学力など、自身のアピールポイントを明確にすること
履歴書のレイアウトや表現方法にも気を配ること
求人企業の要望に合わせて、履歴書をカスタマイズすること

◆注意点
極端に個性的な履歴書にならないよう、ある程度のフォーマットに沿って作成すること
必要以上に自分を過大評価しないこと
他人に履歴書をチェックしてもらい、誤字脱字や表現の不備がないか確認すること
志望業界・職種に対する興味・関心や、自己PRについては、事実に基づいた内容を記載すること

まとめ

履歴書は、就職活動において必要不可欠な書類です。その中でも学歴・職歴は重要視される項目の一つであり、適切に記載することが求められます。今回は、学歴・職歴において押さえるべきポイントと注意点をまとめました。自己アピールの際には、学歴・職歴以外の自身のアピールポイントもしっかりと伝え、求人企業に自分自身をアピールすることが大切です。履歴書の作成にあたっては、十分な時間をかけて慎重に作成するようにしましょう。

転職やキャリア相談ならミケナビ

「ミケナビ」は東京・神奈川・千葉・埼玉を中心とした30,000件以上の求人をご紹介可能できる20代の未経験・高卒・第二新卒・フリーター専門の転職支援サービスです。すべて無料でそれぞれの希望に沿ったサポートをいたします。